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先に謝っておく。
ごめんなさいまさかのがくリン@VOCALOIDです。
+ + +
ロミオとシンデレラはリンver.派です。
単純にリンが好きだからって理由もあるんですが、最たる理由は、ミクが16歳でリンが14歳だから。
16歳だと、ロミシン的背伸び系恋愛も、うんまぁアリじゃない?とか思ってしまえますが、14歳だと、いやいやいや流石にそれはダメでしょ、とか思いませんか。私は思います。
よく分からないままちょっと大人の関係に憧れて、知ってる振りして背伸びしまくってる、そこに萌える。
それで今更書いてしまったわけですが、別にロミシンではなく、多分どこかのがくリンサイトさんに既にこういうのあるだろ、と思われます。
一応、流石にFF12サイトでボカロはどうなのこれバルネロにならないか、と思いはしたんですけど、パンネロちゃんも16歳だし……
フィロならいけますが。
バルフィロで両想いにしちゃいけないという理性はある。
ので素直にがくリンでやりました。
ちなみにがくぽは26歳説を支持してます。一回り離れてるって素敵だ。(理性とか言ってたのはどの口かと)
DTM設定、と言うんでしょうか、それになるのかなぁ。
パラレルにすべきか迷った挙げ句、全く情景描写してないのでどうとでも取れると思うんですががっくんござる喋り。
ボカロ創作なら所々に有名所の歌詞とか入れるとそれっぽく見えると思うんですけどそういうのやってみたかったんですけど咄嗟に思い付かなかったよorz
うわ言い訳長っ。
ごめんなさいまさかのがくリン@VOCALOIDです。
+ + +
ロミオとシンデレラはリンver.派です。
単純にリンが好きだからって理由もあるんですが、最たる理由は、ミクが16歳でリンが14歳だから。
16歳だと、ロミシン的背伸び系恋愛も、うんまぁアリじゃない?とか思ってしまえますが、14歳だと、いやいやいや流石にそれはダメでしょ、とか思いませんか。私は思います。
よく分からないままちょっと大人の関係に憧れて、知ってる振りして背伸びしまくってる、そこに萌える。
それで今更書いてしまったわけですが、別にロミシンではなく、多分どこかのがくリンサイトさんに既にこういうのあるだろ、と思われます。
一応、流石にFF12サイトでボカロはどうなのこれバルネロにならないか、と思いはしたんですけど、パンネロちゃんも16歳だし……
フィロならいけますが。
バルフィロで両想いにしちゃいけないという理性はある。
ので素直にがくリンでやりました。
ちなみにがくぽは26歳説を支持してます。一回り離れてるって素敵だ。(理性とか言ってたのはどの口かと)
DTM設定、と言うんでしょうか、それになるのかなぁ。
パラレルにすべきか迷った挙げ句、全く情景描写してないのでどうとでも取れると思うんですががっくんござる喋り。
ボカロ創作なら所々に有名所の歌詞とか入れるとそれっぽく見えると思うんですけどそういうのやってみたかったんですけど咄嗟に思い付かなかったよorz
うわ言い訳長っ。
+ + +
「レンとかカイ兄って、絶対、がっくんのこと警戒してると思うの」
あたしが徐に言うと、がっくんは、涼やかな瞳をぱちり、と見開いた。
「警戒、でござるか」
「だってほら。あの二人、よく用もないのに近くでうろうろしてるでしょ? あれって、あたしたちを二人きりにさせないためだと思うんだよね」
今だって。
じろ、と横目で睨んだ先に、さっと隠れる影が二つ。もー、バレバレだっつーの。
「我々と一緒に遊びたいのでは?」
隠れた二人の方を眺めて、がっくんはのほほんと笑う。その姿に、呆れてしまった。
「そんなわけないじゃん! ……や、百歩譲ってレンはそうかもしれないけど、でも、カイ兄は絶対違うよ」
「そうでござろうか」
「そうだよ。つまりね、それだけ、あたしたちはキケンってことなんだよ」
「危険、とな?」
「だーかーらぁ」
きょとんと首を傾げたがっくんに、あたしはマジギレしそうになった。
「アブナイってこと! カイ兄には、あたしたちがラブラブで甘々で、目を離したらマズイんじゃない?ってくらい、いちゃいちゃでベタベタに見えてるの!」
一息に言ってのけると、がっくんは、びっくりしたような顔であたしを見た。
「……ほう」
「何でそこでそういう気のない返事するかなぁ」
こっちも気が抜けて、はぁ、と溜息を吐く。
いや、ここで挫けてちゃいけない。
呑気で鈍感ながっくんには、はっきり言わなきゃダメなんだ。
「あのね? 要するにね? カイ兄が見てて心配になっちゃうくらい、あたしはがっくんが好きなの」
「拙者もリン殿が好きでござるよ」
「そんな、茄子が好き、みたいに軽く言わないで!」
がっくん、絶対、分かってない!
ほんわか、な空気を漂わせつつ言ったがっくんの肩を掴んで、がくがくと揺さぶる。
「あたしは、本気なの」
だからね。
視線の高さを合わせて、じ、とがっくんを見つめる。
「色々、したいなぁって思うの」
「色々、とは?」
「ちゅーとか」
その先、とか。
囁いたその時、初めて、がっくんが動揺した。ように見えた。
「リン殿。拙者、そろそろ」
妙に不自然な、作ったような笑顔で、がっくんが立ち上がろうとする。あたしは急いで、がっくんの袖に縋り付いた。
「まだ話の途中じゃん!」
「リン殿」
呼ぶその声は、動揺というか困惑というか、そんな感じに揺れていて、見上げたその顔は何となく赤い。ような気がする。
ねぇ。
がっくんは、違うの?
好きなら一緒にいたいでしょ? くっついてたいなぁって思うでしょ? その続きがあること、あたしはもう知ってるんだよ?
好きなら当たり前でしょ?
好きならそれが普通でしょ?
がっくんと続きをしたいって思う、あたしは間違ってるの?
「ねぇ」
最終手段だ。
「あたしのこと、好きじゃないの?」
にじり寄って、袖掴んで、ちょっと涙目の上目遣い。
こういうの、男の人は弱いんでしょ。知ってるんだから。子どもじゃないんだから。
がっくんが、う、って顔でちょっと仰け反る。
効いてる。
思惑通りの反応ににや、と笑ってしまいそうになったけど、そこは必死に我慢した。
「……リン殿」
がっくんが、絞り出したような声で呼ぶ。
「何?」
もうダメ? 限界突破? 我慢出来なくなった?
我慢したはずの笑顔が、思わず零れてしまった。でもいいや、掴んだ袖をぐい、と引いて、詰め寄って、見上げる。
そんなあたしを見て、がっくんが、苦笑した。
「拙者のことを好きなら、もう少しだけ、待っていて欲しいでござるな」
大きな手のひらが、ぽん、と頭に載って。
あたしの髪をくしゃ、と撫でた。
がっくんを見る。
がっくんが、あたしを見て困ったみたいに笑う。
「……リン殿」
優しく呼ぶ声。
耳に届いたその音を堪能した後で、がっくんを、きっ、と睨んだ。
「何それ。ズルイ」
好きならって。
そんなこと言われちゃったらもう何も言えないじゃん。
「ズルイよ、がっくん」
「リン殿の言い分は、狡くはないのでござるか?」
切り返され、ぐ、と詰まった。
黙り込んでしまったあたしの髪を、がっくんが、それはそれは優しく撫でてくれる。
甘やかされてるのが分かって、それは子ども扱いされてるみたいで悔しいんだけど、でも、気持ちいい。
「……がっくんの、ばか」
拗ねた呟きに、がっくんはわざとらしく神妙な顔をした。
「謹んで承っておこう」
「へたれ」
「それも、然り」
「ムッツリスケベ」
「む」
手が、ぴたりと止まった。
「それは、ひどいでござるな」
あたしの顔を覗き込んで、がっくんが笑う。
あーもう、この距離。
ちゅーしちゃうぞ?
思ったけれど、ふわあまな空気を壊すのも勿体なくて、それはこっそり我慢した。
「レンとかカイ兄って、絶対、がっくんのこと警戒してると思うの」
あたしが徐に言うと、がっくんは、涼やかな瞳をぱちり、と見開いた。
「警戒、でござるか」
「だってほら。あの二人、よく用もないのに近くでうろうろしてるでしょ? あれって、あたしたちを二人きりにさせないためだと思うんだよね」
今だって。
じろ、と横目で睨んだ先に、さっと隠れる影が二つ。もー、バレバレだっつーの。
「我々と一緒に遊びたいのでは?」
隠れた二人の方を眺めて、がっくんはのほほんと笑う。その姿に、呆れてしまった。
「そんなわけないじゃん! ……や、百歩譲ってレンはそうかもしれないけど、でも、カイ兄は絶対違うよ」
「そうでござろうか」
「そうだよ。つまりね、それだけ、あたしたちはキケンってことなんだよ」
「危険、とな?」
「だーかーらぁ」
きょとんと首を傾げたがっくんに、あたしはマジギレしそうになった。
「アブナイってこと! カイ兄には、あたしたちがラブラブで甘々で、目を離したらマズイんじゃない?ってくらい、いちゃいちゃでベタベタに見えてるの!」
一息に言ってのけると、がっくんは、びっくりしたような顔であたしを見た。
「……ほう」
「何でそこでそういう気のない返事するかなぁ」
こっちも気が抜けて、はぁ、と溜息を吐く。
いや、ここで挫けてちゃいけない。
呑気で鈍感ながっくんには、はっきり言わなきゃダメなんだ。
「あのね? 要するにね? カイ兄が見てて心配になっちゃうくらい、あたしはがっくんが好きなの」
「拙者もリン殿が好きでござるよ」
「そんな、茄子が好き、みたいに軽く言わないで!」
がっくん、絶対、分かってない!
ほんわか、な空気を漂わせつつ言ったがっくんの肩を掴んで、がくがくと揺さぶる。
「あたしは、本気なの」
だからね。
視線の高さを合わせて、じ、とがっくんを見つめる。
「色々、したいなぁって思うの」
「色々、とは?」
「ちゅーとか」
その先、とか。
囁いたその時、初めて、がっくんが動揺した。ように見えた。
「リン殿。拙者、そろそろ」
妙に不自然な、作ったような笑顔で、がっくんが立ち上がろうとする。あたしは急いで、がっくんの袖に縋り付いた。
「まだ話の途中じゃん!」
「リン殿」
呼ぶその声は、動揺というか困惑というか、そんな感じに揺れていて、見上げたその顔は何となく赤い。ような気がする。
ねぇ。
がっくんは、違うの?
好きなら一緒にいたいでしょ? くっついてたいなぁって思うでしょ? その続きがあること、あたしはもう知ってるんだよ?
好きなら当たり前でしょ?
好きならそれが普通でしょ?
がっくんと続きをしたいって思う、あたしは間違ってるの?
「ねぇ」
最終手段だ。
「あたしのこと、好きじゃないの?」
にじり寄って、袖掴んで、ちょっと涙目の上目遣い。
こういうの、男の人は弱いんでしょ。知ってるんだから。子どもじゃないんだから。
がっくんが、う、って顔でちょっと仰け反る。
効いてる。
思惑通りの反応ににや、と笑ってしまいそうになったけど、そこは必死に我慢した。
「……リン殿」
がっくんが、絞り出したような声で呼ぶ。
「何?」
もうダメ? 限界突破? 我慢出来なくなった?
我慢したはずの笑顔が、思わず零れてしまった。でもいいや、掴んだ袖をぐい、と引いて、詰め寄って、見上げる。
そんなあたしを見て、がっくんが、苦笑した。
「拙者のことを好きなら、もう少しだけ、待っていて欲しいでござるな」
大きな手のひらが、ぽん、と頭に載って。
あたしの髪をくしゃ、と撫でた。
がっくんを見る。
がっくんが、あたしを見て困ったみたいに笑う。
「……リン殿」
優しく呼ぶ声。
耳に届いたその音を堪能した後で、がっくんを、きっ、と睨んだ。
「何それ。ズルイ」
好きならって。
そんなこと言われちゃったらもう何も言えないじゃん。
「ズルイよ、がっくん」
「リン殿の言い分は、狡くはないのでござるか?」
切り返され、ぐ、と詰まった。
黙り込んでしまったあたしの髪を、がっくんが、それはそれは優しく撫でてくれる。
甘やかされてるのが分かって、それは子ども扱いされてるみたいで悔しいんだけど、でも、気持ちいい。
「……がっくんの、ばか」
拗ねた呟きに、がっくんはわざとらしく神妙な顔をした。
「謹んで承っておこう」
「へたれ」
「それも、然り」
「ムッツリスケベ」
「む」
手が、ぴたりと止まった。
「それは、ひどいでござるな」
あたしの顔を覗き込んで、がっくんが笑う。
あーもう、この距離。
ちゅーしちゃうぞ?
思ったけれど、ふわあまな空気を壊すのも勿体なくて、それはこっそり我慢した。
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