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あれとかこれとか欲しい本の発売日でした。
過去の経験からして絶対売ってない自信はあったんだけど(田舎なので新刊の入荷は一~二日遅れるっぽい。雑誌は普通に売ってるのに)、でも万一あったら嬉しいな♪な気持ちで、自称何でも揃う本屋さんに行きました。
まぁ、妥当に、売ってませんでした。
既刊の未購入だったやつだけ買って帰ってきました。

翌29日、同じ本屋さんに行きました。
28日発売の雑誌と小説とコミックスが欲しかったんだけど、コミックスだけ売ってました。
買いました。
その後、自宅の最寄りの本屋さんに行きました。
小説は今までずっとこっちで買ってたので今回も多分こっちにならあるだろうと思っていたのですが、同じレーベルの今月の新刊は並んでたのに私のお目当てのだけがありませんでした。
売れたのか。
それとも入荷してないのか。

更に30日、今度は多分市内では一番品揃えがいいんじゃないかなぁな本屋さんに行きました。
小説が平積みで置いてありました。
こうだろ。
今月の新刊って言ったらこういう扱いが普通だろ!
買いました。

雑誌だけが未だに入手できてないんですが、年末進行で28日発売だよね?
と思って今調べたら普通に今日発売でした。
ちょっ、今日は出かけられないんだけど……!

+ + +

そういうわけで、昨日手に入れた欲しかった小説を読んでます。
アンゲルゼ四巻。
八割くらい読み終わった。

この小説は全五巻で完結予定だったところを大人の事情で四巻にさせられたという何だかよく分からない処遇を受けたのですが(一冊削ることに何の意味が?)、お陰で分厚く中身も黒く、読み応えアリ!
なのですけども。
やっぱり、二冊分のお話を無理矢理一冊に詰め込んだって感じがするなぁ。
今までが、野球の試合で感動したりとか、そういうところの描写が丁寧だっただけに、駆け足で必要なことだけ書いてるって感じがすごく勿体ない。(野球シーンは単に作者さんの好きな分野だから力入ってただけかもしれないけど。)
やっぱり二冊で、何だったらそれ以上の冊数で読みたかったー。

ところでやっぱり普通に親子だったんですね。ちぇ。
色々伏線回収されてるとのことだし、個人的にこんなシーンがあったらすごく感動かも!な期待があるんですが、ないかなぁ。
ベタなシチュだし、この作者さんじゃ、ないか。
てかそもそもこのネタについては伏線も敷かれてないけど。
全く関係ないんですがちょっと気になったんですが、はるかあやかさやかと「か」で終わる名前ばかりなのは一体。

さあ残り二割、読もう!

+ + +

うわー何だこの終わり方……!
主人公の消息が最後有耶無耶になってしまう終わり方ってのは個人的にちょっと不満なんですが……(FF12とかね)(←違う)
敷島が主人公なのだとしたら、綺麗に収まってるいいお話だと思いました。
てかもう敷島が主人公でいい。

+ + +

んー、何だろう、エウレカみたいな、主人公が人智を超越した場所に行ってしまった、共感しにくい結末。
内容が削られているだろうからか、陽菜、アンゲルゼ側に行くことを随分あっさり決めちゃったなー、な印象で……個人的には、こちら側に立っている陽菜としての結末が見たかったというか。
だって、大団円の中に主人公の姿がないのって寂しいじゃないか!

それに、マリアが、何か怖かったし。
陽菜が前線に現れてあれってことは、人間寄りの心情なんじゃないかと思うんだ。
その状態で、あのマリアやその他のアンゲルゼたちに囲まれてるって、苦痛じゃないのかなー。
もしそうだとして、陽菜がひとり孤独な戦いを続けてるのだとすると、本当に大団円なのか怪しい気持ちもします。

これはもう、陽菜を取り戻しに行く覚野のお話で、続きやればいいのに。
てかね、てかね、少女小説の本領を発揮するのは正にここからじゃないですか?
異形の種族の女王になってしまった少女、彼女を探して戦場に身を投じる少年。
十年の時を経て、ついに感動の再会!
二人は元の世界に戻れるのか!?みたいな。(いや別に異次元にいるわけではないけど。)
ここからの展開の方が、ファンタジーかつ恋愛小説な感じでコバルト向けなんじゃ……

まぁ、そんな、結末の読めるベタなのが読みたいかって訊かれたらそれはまた微妙なのだけども、でもこの作者さんならひとひねりどころかこんがらかるくらいに複雑な展開をした挙げ句に思いも寄らなかったけど納得なところに着地してくれそうな期待もあり。

+ + +

ところで期待していたネタ、妄想の一部分だけかぶってた!
ちなみにどういうのを期待していたかっていうと、

ラスボスとの戦いor寿命で瀕死な敷島の枕?元にいる陽菜。
敷島、息も絶え絶えに陽菜に語りかける。
S:「……そういえば、まだ、言っていなかった」
H:「(手でも握って顔を寄せるような勢いで)何ですか?」
S:「君の名前は、私が付けたんだ」
H:「……え?」
S:「天使の、ヒナ。我ながら、ベタだが」
敷島、苦笑。直後、咳き込んでみたり。
H:「敷島さん!? しっかりしてください!」
敷島、答えない。陽菜、敷島の手を固く握りしめる。
H:「……お父さん……!」

みたいな。
……うわ、書いてみたら寒気がするくらいありがちなシチュなんだけど、いや、でも、きちんとお話の流れの中でこういうのが出てきたら、感動……感動……しない、か?
命名については全く触れられていませんでしたが、普通に清香さんが付けたんでしょうね。
そうなんでしょうね。
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