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読了ー!

頑張りました。
読み終わりました。
もうネタバレも怖くないのでwikipediaとか見まくりました。
すごくお役立ちだよwikipedia。
以下、wikipediaで仕入れた情報込みの、でもほとんどよく分かってないあらすじというか感想というか。


+ + +

……の前に、訂正。

Horcruxを壊し得るグリフィンドールの剣、それと同様の力を持つバジリスクの牙。と前回書いたのですが、これ、話が逆でした。
シリーズ二作目の秘密の部屋で、Horcruxの一つトム・リドルの日記が、バジリスクの牙に貫かれたことで壊れてます。バジリスクの毒は、それほど強力なわけです。
で、そのバジリスクを、ハリーはグリフィンドールの剣で斬ってます。グリフィンドールの剣というのは、斬った相手の有益な力を吸収するんだそうです。
バジリスクを斬ったことによって初めて、グリフィンドールの剣はHorcruxを壊し得る力を得たんだそうです。へー。

あと、レイブンクローのティアラ。
必要の部屋からの脱出時に手に入れたんじゃなくて、必要の部屋でスリザリン組と一戦交えた時に、クラッブの放った呪文がたまたま当たって壊れたんだそうです。
バジリスクの牙だのグリフィンドールの剣だのというレアアイテムを駆使しなければ壊せないような物を当たり損ないの呪文で壊すなんて、クラッブ、やっぱりすごい奴だったんじゃ!(※彼は私の中で準ラスボスでした)


+ + +

ヴォルデモートの命を受けたナギニに首を噛まれ、床に倒れ伏すスネイプ。
この光景を透明マントに隠れてその場で見ていたハリー、ヴォルデモートがその場から立ち去ったのを見計らって、マントから出てスネイプの傍に屈み込みました。
「……取れ」
瀕死のスネイプが、ハリーの姿を認めて繰り返し訴えます。スネイプの体から出てきたのは、憂いの篩、だったと思うんですが、それに入れると過去が見える銀色の煙のようなあれ。それでした。
支持通り、銀色のそれを集めるハリー。集め終わったその時、スネイプの血塗れの手がハリーのローブを掴みました。
「……私を、見ろ……」
囁かれた声。
ハリーはスネイプの黒い瞳を覗き込みます。瞳から光が失せていくのを、ハリーはただ見ていました。


+ + +

ここで、ハリーの瞳の描写がgreen eyesってなってたんですが。
ハリーの瞳は過去何回も言及されてますが母親譲りです。そしてスネイプは、ハリーの母リリーに一方ならぬ思いがありました。
このシーン、スネイプはハリーにリリーを重ねて死んでいくのですね。
ということをwikipediaで読んですごく萌えました。
死の間際に愛した女性の面影を求めるって、ロマンチックー!(乙女)
それを求めた相手は、その女性の息子であり教え子でもある、なんていうか弱みを見せたくないだろう相手で。
求められた側も、相手を今まで散々嫌ってたわけで。
でも、そうなんだけど、とにかく最期にリリーを求めてハリーにそれを頼むスネイプとか、応えちゃうハリーとか。
この辺が、何かすごく倒錯的だなー、と。
一番の萌え所はスネリリ的な部分であってスネハリでどうこうしたいわけではないのだけども、報われなさげな三角関係萌え(ラスアシェ←バルとか)がある私としては、この倒錯感というか背徳感というかにかなり萌えました。

ところで今までgreen eyesって明記されてたところの多くが、もしかしたらリリーを暗示してるシーンだったのだろうか。
気を付けて見てなかったからどこでそう描写されてるのか分からないけど。


+ + +

スネイプの死を目の当たりにして衝撃を受けるハリー。その時、ヴォルデモートの声が聞こえてきました。
どこにいるとも知れないハリー(実はすぐ傍にいたんですが)に呼び掛けるため、魔法でホグワーツ全体に響かせているらしい声が語る内容は、早い話が、ホグワーツのみんなを犠牲にしたくなかったら一時間以内に禁じられた森(だっけ? Forbidden Forest)に来い、というものでした。
それはさておき、スネイプから集めた銀色の物体を持って、憂いの篩のある校長室へと駆け込むハリー。そして、スネイプの過去を垣間見ます。

まだ幼い頃、リリー・ペチュニア姉妹との出会い。
ハリーの叔母であるペチュニアはこの頃から魔法が嫌いで(スネイプの魔法でビックリさせられたから?)、リリーがホグワーツに入学すると知ってかなりショックだった様子。それで喧嘩になったようで、ホグワーツへ向かう汽車内で泣いていたリリーをスネイプがスリザリンへ誘って励ましたり(スネイプの家族は皆スリザリン出身らしい)。ハリー父ジェームズとこの時出会って、早速険悪なムードになったり。
この辺りの雰囲気だと、うーん、前巻でも思ったんですけど、本当に何でリリー、ジェームズと結婚したの……?
リリーはスネイプの幼馴染みでよき理解者で、その後ちょっと喧嘩したのかなこれ私ちょっとよく分からなかったんですけど、でもスネイプはリリーのことを、ずっと大切に大切に、思い続けていて。
その後、ダンブルドアに協力することにしたのも、詳しい経緯は不明ですけど結局のところは『リリーの息子』を守るという使命感からで。
スネイプの一生はリリーへの愛で形成されていますよ。

前に、喧嘩して出ていったロンと再会した時に現れた牝鹿のパトローナス、あれはスネイプの物だったらしいのですが、リリーと同じなんですって。
で、これをダンブルドアの前で出した時にですね、

D: "Have you grown to care for the boy, after all?"
S: "For him?"
(ここでパトローナスを出す)
D: "After all this time?"
S: "Always,"

って会話があってですね。
the boyがハリーなんですが。
これが何やらものすごく感動的な台詞らしいんですが、うぅん、読みとれないorz

ところでスネイプとダンブルドアとの関係は、私が見た限り、何か微妙なんですが。
例のダンブルドア死亡シーン、あれは予め、ダンブルドアがスネイプに自分を殺すよう頼んでいたわけです。
スネイプが「どうしてドラコにさせないのか」と聞いたのに「あの少年の魂はまだ傷ついていない」と答えるダンブルドア、それに「私の魂は?」と返すスネイプ。
また別の時、ハリーに対し色々情報を与えるダンブルドアに、「あなたは彼を信じている。私のことは信じていない。彼に与えた情報を何故私には寄越さないのか」と食い付くスネイプ。
二人の関係が穏やかだったのかビジネスライクだったのか険悪だったのかよく分からないのですが、駄々こねてますよねスネイプ?(私の読み違い?)

この辺難しくてちゃんと読みとれなかったのですが、実はどんなシーンだったのか、日本語版早く読みたいー!


+ + +

さて。
その後ハリーは森へ行く決心をして、その道中で学園内の様子を見ているのですが。
ルーピンとトンクスの新婚夫婦、死んじゃってたんですね? 生まれたばかりの子を残して……!
下級生の世話をしているジニーを見つけて駆け寄りたくなってみたり。
と、怪我人か間に合わなかった人だったか忘れましたが、彼らを運んでいたネビルと遭遇。ハリーはネビルに、ヴォルデモートの蛇を倒して欲しい、自分には他にやることがあるから、と頼みます。

そして森へ行くハリー。
そこへ、もう今はいない人たちが姿を見せます。
ハリーの両親、シリウス、ルーピン。彼らが、ホグワーツの皆を救うため一人で犠牲になる覚悟のハリーを、誇りに思う、勇敢だ、と褒めそやします。
私、これ、普通だったらハリーを止めるんじゃないか、死にに行くのを勧めるなんてこいつら偽物か?と思ったのですけど、本物でしたね。そういうものですか。うーん。

森の奥へ辿り着くと、そこには死喰い人たちとヴォルデモートが待ちかまえていました。
その場に、無事だったらしいハグリッドが乱入してきますが、ヴォルデモートの杖から放たれた緑色の光は、過たずハリーの胸を貫いたのでした。


+ + +

ハリーは、自分が霧の中にいることに気が付きました。
何も見えない広い空間を当てもなく彷徨っていると、現れたのはダンブルドア。
ここで、今までの総決算というか推理小説で言えば解決編というか、そういう今までの疑問点全て解決、みたいなものすごいことが行われたんだと思うんですが、肝心のその疑問点(主にダンブルドアの過去とか)をきちんと把握してこなかったのでいまいちよく分からず。(えー。)

ダンブルドアはハリーに、このまま進むか、それとも戻るか、と選択肢を示します。
ハリーは戻る方を選択。
そして。


+ + +

うん、まぁ、この後は、色々あるけど大団円、なわけですが。
途中で、これもう主役ネビルでいいじゃんと思いました。

杖の話。
杖職人オリバンダーの話の中で、奪った杖を自分の物にしても大丈夫だ、という話がありました。
以下wikipediaより抜粋。

----------
オリヴァンダーによると、魔法使い、および魔女が魔術を行う際、杖の持ち主に対する「忠誠」があるか、「所有権」があるかどうかということが、呪文の威力を決定する際、重要なポイントとなってくる。その「忠誠」が無いと、魔法使いが唱える呪文の威力は弱くなってしまう。その「忠誠」「所有権」は、所有者から「勝ち取ること」によって次の所有者に移る。それは武装解除術によっても可能であり、必ずしも殺す必要はない、とオリヴァンダー老人は語っている。
----------

ちょっと前にハリーがドラコの杖を入手したのは、武装解除術によってです。
だからオリバンダーは、ハリーに対し奪ったドラコの杖を使っても問題ないと言ったわけですね。(ハリーとドラコに共通点があったわけじゃないのか。ちぇ。)
とりあえずこれを押さえておいて。

さて、Deathly Hallowsのひとつ、Elder Wand。
最近までその所有者であったのはダンブルドア、そして彼の命を奪ったのはスネイプ。ヴォルデモートはそう考え、ナギニにスネイプを殺させたわけです。
私、この辺読んでてですね。
前の感想の最後に書きましたけど、これじゃナギニが継承者になるんじゃないかと思ったわけですよ。
で、そのナギニの首を落としたのが、ハリーの頼みを見事果たしたネビル。
Elder Wandの真の継承者はネビルか!?(もうこれネビルが主人公でいいじゃん!)と思ったわけですよ。
すごくわくわくしたわけですよ。
しかしそんな私……もとい、ヴォルデモートにハリーは言い放つのです。

「お前はスネイプを殺して杖の主になったつもりか? 杖の真の継承者は、スネイプではなくドラコ・マルフォイだったんだ」

……え?

ちょっと待て一体何でここでドラコが出てくるんだそういえば前巻でスネイプはドラコを連れて逃げたっけその時スネイプに呪文を打たれて塔から落ちたけど実はまだ生きてたダンブルドアの傍を通って実はドラコがとどめ刺してた?と私の頭の中はぐるぐるです。(この時まだwikipediaの情報は知りませんでした。本文からも読みとれてませんでした。)
実のところは、上記システムによりまして。
スネイプが死の呪文を放つ前にダンブルドアと対峙していたドラコ、その時既に、ダンブルドアに向かって武装解除術を放っていたのだそうで(あぁそういえば……)。
この時点で杖の所有権はドラコに移行。杖自体はダンブルドアが保持したままです。
その後、ハリーたちがマルフォイの屋敷に捕らわれた際に、ハリーがドラコに対して武装解除術を使って彼の杖を奪っています。
それをしたことで、今度はハリーに所有権が移ったらしいです。
その時装備してる杖のみに適用される法則じゃない、んです、ね……?
怖いですね武装解除術。(てか学校で武装解除術掛け合いっことかしてた気がするんですがあれは一体どうなるんだ……)

そんなわけで。
やっぱり主人公は主人公でした。
横から別の人が主人公の座をかっさらっていくというのはなかなか出来る事じゃないようです。


+ + +

最終章、NINETEEN YEARS LATER。
このタイトルだけ先に見ていて、うわー早く読みたいなーと思ってました。
お約束だけれども、やっぱり幸せな未来のラスト、というのは嬉しい。

子どもに、親や世話になった人の名前を付けるというのは外国では普通のことなのかもですが。
でも、あそこまで勢揃いすると気持ち悪いよポッターJr.。呼ぶ時、違和感感じたりしないのかな……
ローズは可愛らしくてよいですね。
テディ(ルーピン&トンクスの息子)が何か微妙に昔のハリーポジションにいる気がしたんですが気のせいですか。

ともあれ物語は、めでたしめでたし、で終わるのです。


+ + +

すっごく表面だけだけども、読了!
頑張った!
ハリーポッターは愛の物語でしたね。
拾い読みでも何となく流れは掴める物だなぁと思いました。
でもダンブルドアやスネイプの過去辺り、よく分からなかったので、日本語版を読んだ時に「こんな話じゃなかった」と思いそうですごく心配。

そういえば、Deathly Hallowsで死者復活、な展開にはならなかったな流石に。
そこまでやったら荒唐無稽すぎるか。


+ + +

ところで。
前巻から今作まででですね。
私の中でドラコ株急上昇。
何この子、可愛い可愛い!
初期の頃の憎たらしさが嘘のよう!
作中で何となくハリーたちをかばってる風な印象があるので、あれちょっとこれいいんじゃない?と思ってしまったよ。
うん。
ドラコ×ハーマイオニー。

……あれ、よくないですかドラハー?
報われないドラ→ハーとか、ロンハー←ドラとか!(私の好みはものすごく分かりやすい。)
ハーマイオニーを「穢れた血」って軽蔑しながらも惹かれてしまう自分が許せないドラコとか!
ヴォルデモート絡みの関係で立場的に隔たりというか越えられない壁があって、それでも惹かれ合うドラハーとか!
ツンデレカップルなドラハーもなかなか美味でした。(もう読んできてる!)
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