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後半に向けて盛り上がってきた!

映画では不死鳥の騎士団から出演のルーナ・ラブグッド。
ハリーの彼女候補としてここまでのところ私一押しのルーナ・ラブグッド。
名字だけですが、今作でも既に出演してて、個人的にものすごく盛り上がりました。
まだ出てこないと思ってたお気に入りキャラがフライング出演してるとわくわくです。


+ + +

さて、炎のゴブレットといえば、三大魔法学校対抗試合です。
ダームストラング、ボーバトンというよその魔法学校の生徒がホグワーツにやってくるわけですが。
いや、映画もね、蝶が飛んでたり火噴いたりして大概アレでしたけど、小説もひどいなこれ。外国語の訛りを表現しようとしてるのは分かるけど、ものすごく、何て言うの、頭悪そうに見える……
ダームストラングのクラムがハーマイオニーの名前の発音に四苦八苦してたんですけど、ハーマイオニーってこんなに長い名前なのに愛称ないのかな。


+ + +

さてさて、炎のゴブレットといえばダンスパーティです。
映画のハーマイオニー、なんて可愛いんだ……!
この辺りの人間関係のねじれはにこにこですね。
クィディッチのスター選手でもあるクラムの大ファンだったロン、クラムがダンスのパートナーにハーマイオニーを選んだことを知った途端、手のひら返してスパイだ何だと批判の嵐。
逆に、図書館に行くたび女の子たちに囲まれているクラムに遭遇してうるさくて調べ物が出来ないとご立腹だったハーマイオニー、クラムの図書館通いの理由が自分だったと知って機嫌を直し、ロンの批判に反撃。
でも、ハーマイオニーにとって大事なのはクラムじゃなくて。
喧嘩の挙げ句に「次は誰かが私を誘う前に声を掛けることね。最後の手段じゃなくて!」。
ここ大好き。大好き!


+ + +

ところで、炎のゴブレットの主題といえば、ヴォルデモートの復活です。
三大魔法学校対抗試合の最終戦でホグワーツの先輩のセドリックと共に優勝杯に手を伸ばしたハリー、ヴォルデモートが復活を果たそうとしているその場に転送されてしまいます。
これはヴォルデモートの復活に必要なハリーの血を得るため周到に用意されていた罠だったのですが、一緒に転送されたセドリックは彼らにとっては余計な邪魔者。セドリック、死の呪文であっさり始末されてしまいます。

ハリーは状況を満足に呑み込めないままヴォルデモートの復活を目の当たりにし、決闘を迫られ対決し、最終的には無事に学校へと戻ります。
その戻った時点で。
セドリックの亡骸を腕に抱えたまま、動けないハリー。
自分を取り囲む群衆の声に耳を塞ぎ、目を伏せ、悪いことが早く過ぎ去るようにと身を強ばらせるばかりのハリー。
ダンブルドアがやってきてハリーを呼んで、そこでハリーはようやく目を開けて世界を認識しますが、この辺りで。
読みにくい読みにくい言ってた小説で泣きそうになりました。

ヴォルデモートとの決闘の際に姿を現して「僕の体を連れ帰ってくれ」と願うセドリックとか。
それを必死に果たすハリーとか。
そもそもセドリックが死んでしまったのは転送のキーになっていた優勝杯を二人で掴もうとハリーが提案したからで、そのことをロンのお母さんに訴えるハリーとか。
誰も、セドリックの両親ですら、ハリーを責めはしないけど。
つらいよなぁ……


+ + +

不穏な感じにお話が盛り上がってきました。
不死鳥の騎士団は、シリウスが……しか覚えてないんですが。(最近見たばかりなのに!)
まだまだヘヴィな展開が続きそうな雰囲気。
さぁ、続き借りてこよう!(頼むよ図書館!)


+ + +

ところで、映画版ではしもべ妖精のエピソードがごっそり削られてるんですが、これ、次巻以降で関わってきたりはしないのかしら。
しもべ妖精がいなくても話がきちんと成立しているのだけど。
……まさか無駄なエピソードだったなんてことは!
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