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小説の底力を思い知りました。

えー、小説版、ちょっと読みにくい。
ということを言ってたんですが。
ごめんなさい謝ります。


+ + +

小説版を読み終わってですね。
シリウスやルーピン先生はこういう人だったのね、と分かりました。超重要人物じゃないか!
わーもうほとんど忘れてて知らないお話で面白かったーよーし映画版見てから感想書こう!と思ってDVD見たんですよ。
そしたら、ビックリした。
映画版、ひどい。

お話覚えてないのは当然かもしれない。
あれはストーリーじゃない。ダイジェストだ。
小説読んでからDVD見たら、シーンの切り貼りにしか見えない。大事な情報がごっそり抜け落ちてるんじゃないかあれ? ヒッポグリフで空を飛ぶシーンとか、映像的に見応えはあるけどでもそれだけのシーンが無駄に長くて、エンタテイメント性重視でストーリーが犠牲になってる。と思いました。
序盤の家出シーンも、小説なら「ハリーよくやった!」と拍手喝采なんだけど、映画版だとなんか唐突だよ……
パトローナスが鹿だった理由も分からないじゃないか。個人的にはパッドフットのネーミングに萌えた。肉球。肉球!
プロングスってどういう意味なんですかところで。

あとこれは小説だと気にならないんだけど、映画版だと映像で見える故に気になってしまうポイント。
人間→動物の変身の時には服が脱げるのに、動物→人間だとどうして服着てるんだ!
いや、決して見たいわけではないのですけれども。


+ + +

映画版のよいところは、ハーマイオニーが可愛い。
この一点に尽きる。
マルフォイをぶん殴るところは本当に爽快! 小説では平手打ちだったんですけど。バイオレンス度が増してるよハーマイオニー。
どうでもいいけどマルフォイは物理攻撃に非常に弱いですね。唯一反撃できる相手がハリーって、それはどうなの。

ロン×ハーマイオニー的にも美味しい。
ヒッポグリフを見て怯えたハーマイオニーが思わずロンの手を掴んでしまったり。
ヒッポグリフの首が落とされてしまった音を聞いてロンの首に縋り付いたり!(ハリー、ここはハーマイオニーにくっつかなくていいから!)
ありがとうヒッポグリフ!(そんなことでお礼言われても!)


+ + +

映画版だと、スネイプ先生はハリーたちを暴れ柳(か人狼か)からかばったりして先生らしい振る舞いを見せるのですが、小説のスネイプ先生はとことんハリーを嫌いだな。
ここまでで明らかになっている以外にまだ何か過去の確執があって、あぁそれじゃ仕方ないな、と最後には思えるのだろうか。
そうでなかったら、あまりに大人げないよスネイプ先生。


+ + +

面白くなってきました。
これは今後に期待が持てる。
次巻にはロンハー(でいいのだろうか)的に大盛り上がりのダンスパーティがあるので楽しみ。楽しみ!


+ + +

ちょっと違う話。
賢者の石の感想記事内にて論理の問題について触れたんですが。
あれだけでは答えは確定しないとかいや出来るとか日本語訳が微妙だとか色んな記事がありましたので、以下、参考までに。

www.interq.or.jp/red/raitef/html/harry.html
www.shinko-keirin.co.jp/kosu/mathematics/kirinuki/kirinuki06.html
www.ne.jp/asahi/cyberpunk/mitch/ronri_ha_tadashi.htm

(頭にhttp://)
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