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先日頂いた拍手SSへのコメントの返信で、「バルアシェはあの時きっと盛り上がった」的発言をしまして。

……。


ごめんなさい私が盛り上がりました。



■内容■

というわけでエロです。
吊り橋効果でうっかり盛り上がっちゃったバルフレア×アーシェ。
今の拍手SS(6/6)の続きなので、一応そちらを先にご覧になるといいかと。
ランダムエンカウントなので頑張って下さい(殴)

色々と無理があるのは分かってる。
いいんだ、全ては妄想!

※本当にエロしかないので18歳未満の方の閲覧はご遠慮下さい※


+ + +

ご覧になった後、拍手で以下のコメントのどれかをコピペして送信して下されば幸いです。
うん、今後の参考に。(今後って。)

1.よくやった!
2.ま、こんなもんかな
3.ちょっとやりすぎです
4.むしろヌルい
5.そもそもエロのなんたるかを理解していない

その他何かございましたら是非ともお知らせ下さい。
正座してのお説教も謹んで拝聴いたします。


+ + +

もうすぐランチタイムだってのにこんなものアップしてごめんなさいごめんなさい……
ても朝からこれを推敲した私の苦労も察してやって下さい(自業自得だ)(夜に書いた文章は浮ついているらしいので推敲必須ですよ)

+ + +


※18歳未満の方の閲覧はご遠慮下さい※










噛み付くような口付け。
ただでさえ狭い空間。逃げ場はない。なのに彼は、絶対に逃がすまいとするかのように体全部でこちらを押さえ付け、腕を掴んだまま放さない。
「……は」
酸素を求めて彼から逃れる。息を吐いた唇は、けれどまたすぐに塞がれる。息苦しさに目を眇めれば、彼の手のひらが頬に触れて自分を見ろと要求する。熱に浮かされたような瞳が見える。きっと自分も同じような目をしている。と、彼の瞳が僅かに細められた。
「っ……」
ぎくり、と身を竦ませる。脚の間に、彼の膝が割り込んだ。こちらが怯んだのに構う素振りも見せず、ねっとりと、纏わりつくような動きで擦り付けられる彼の脚。透けて見える意図は明らかで、頭の中がかっと熱くなった。
違うでしょう。
視線で訴える。
跳ねる鼓動も滲む汗も、敵陣真っ直中の緊張の所為で、決してこんな──
しかしその訴えを、彼は無視した。
彼の膝が背後の壁を擦りながら斜め上に上がる。必然的に、こちらの片脚も持ち上がる。開かれた場所に、彼の手が伸びる。
「──!」
声が漏れそうになって、急いで唇を手の甲で塞いだ。
この状況では当然というべきか、慣らしも焦らしもせずにいきなり触れられたそこが、しかし驚いたことにじわりと濡れ出す。我が物顔で衣の内側に入り込んだ指がそれに気付いて、潤みをゆっくりと撫で上げた。
「っ」
押さえ付けられた体が、それでも跳ねる。緑がかった榛色の瞳が、窺うようにこちらを見ている。
嫌だ。
その視線から逃れたくて、震える腕を顔の前で交差した。腕を掴まれたのに、抗う。きつく、瞳を閉じる。
と、それに焦れたのか、表面だけを行き来していた指が、無造作に熱いぬめりを掻き分けた。
「あ、んんっ」
びくり、と体が揺れた。小刻みに震える手の甲に唇を押し当て、必死に声を噛み殺す。指が中を探る度、ひどく濡れた音が響く。眩暈がする。信じられないほどに溢れ出す。彼の吐息の温度が上がる。大きな手のひらに腰を抱かれる。ねだるように、擦り付けられたのは彼の熱。
「……ぁ」
頭に血が上ったように、くらりと熱くなった。
退こうとした体は逆に抱き寄せられ、衣の隙間から、大きく割り広げられた脚の間に押し当てられる。心臓が痛いくらい跳ねている。視線が絡む。その瞬間、貫かれた。
「あっ……!」
息を呑む。震えが奔る。掴まれた腕は今度は抵抗できなくて、彼の求めるまま蕩けた表情を曝け出した。奥までを侵された体が揺さぶられて、脚ががくがくと震える。立っていられず、彼の首に縋り付く。
「あ、……あっ」
違うのに。
まともに働こうとしない頭の片隅で叫ぶ。
跳ねる鼓動も滲む汗も、見つめる瞳の所為でも触れる熱の所為でもないはずなのに、どうして、こんな。
「ん、あっ……」
もう殆ど支えの役目を果たしていなかった脚が、彼の腕に掬い上げられた。抱き上げられ、押し付けられ、より深くに彼を感じて、ぞくりと体を震わせる。
ひどく蕩けた視線を交わす。貪るような口付けを繰り返す。押し付けられた胸の鼓動を感じて熱が上がる。あぁ、熱に浮かされている。
熱い吐息も、早鐘のような鼓動も、どちらのものか分からない。どちらのものでも構わない。これは茶番。熱が冷めれば、こんなものは──
「──」
掠れた声に名前を呼ばれる。身体中を何かが駆け巡る。
そして弾ける、熱。




互いの息の音しか聞こえなかった。
二人が漸く収まる狭い空間、その隙間で、抱き合ったまま荒い息を吐く。
汗で張り付いた髪を、彼の指が掻き上げた。視線が絡む。当たり前のように、口付けを交わす。
「……」
抱き締められる。抱き返そうとして、躊躇う。
違うのに。
思いながら、迷った末に、抱き返す。
熱が冷めれば茶番はお終い、何もなかった、今まで通り。
そのはずだったのに、

(──あぁ、どうしよう?)

熱が、冷めない。
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