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これでおしまい。
多分。

クリアはしたのですが、まだ見てないイベントがあるので片付けてみました。

+ + +

ゼルテニア城教会跡。
うぅ、この場所を見るともう、切なくて切なくて。
例によって一人佇むオヴェリアの耳に、聞き覚えのある声が聞こえてきました。
はっとして振り返ると、現れたのは、アグリアス。彼女との再会は、ドラクロワ枢機卿に捕らわれていたライオネル城以来となります。
再会を喜び合う二人。と、オヴェリアが俯き、黙り込みました。
「……アグリアス、私のもとに戻ってきて。私を護ってほしいの。色々相談にも乗ってもらいたい……ね……アグリアス、お願い」
ディリータのあの一言で、彼のことを信じられなくなっていたオヴェリア。
しかしアグリアスは、自分にはやることがある、それをやり通すことがオヴェリアを護ることにもなる、と断りました。
「忠誠を誓った身でありながら、このご無礼……何卒お許し下さい」
「そう……でも、私……」
尚も言い募ろうとするオヴェリア。
と、その時、そこに新たな声が響きました。
「またここだったのか、オヴェリア」
声と共に現れたのは、勿論、ディリータです。
「……無礼な! オヴェリア様を呼び捨てにするとは何事か!?」
声を荒げたアグリアスを、しかし当のオヴェリアが宥めます。
そう仰るのであれば、と怒りを静めて、アグリアスはディリータに向き直りました。
「誠に不愉快だが、貴殿に頼みがある。オヴェリア様をお守りするのは私の役目。しかし、今オヴェリア様の元に戻るわけにはいかぬ。不本意だが貴殿に頼るしかない。オヴェリア様を守り通してくれ!」
頭を下げるアグリアス。頷くディリータ。
「大丈夫だ。オヴェリアは必ず護る」
「……その言葉を信じよう。もしオヴェリア様の身に何かあったら遠慮なく貴殿を叩き斬る。それを心しておけ!」
「……!!」
息を呑むオヴェリア。

ここでオヴェリアがアグリアスに落ちてしまったような気がするのは気のせいですか。

「オヴェリア様。万が一御身に危険が迫った時のため、これをお持ち下さい」
そう言ってアグリアスが差し出したのは、一振りの短剣でした。
「確かに護身用のナイフくらいは持っていた方がいいだろうな」
嫌な顔をするでもないディリータ。
そして、別れを告げ、去っていくアグリアス。
行かないでとでも言いたげに、それを見送るオヴェリア。

……この短剣で、あのエンディングなわけですね。
アグリアス……

+ + +

別のイベント。
ライオネル城。
ここにはかつてドラクロワ枢機卿が住んでいましたが、ラムザたちが彼を倒した後、新しい城主がやって来たともっぱらの噂です。
そのライオネルを見晴るかす崖の上に佇むベイオウーフとレーゼ。
「この先に、ライオネルの地が……あなたと過ごした故郷があるのね……」
ベイオウーフの肩にそっと寄り添って、レーゼが呟きます。
「ごめんなさい、ベイオウーフ……私のせいで、あなたを異端者に……私たち、もう、あそこには帰れない……」
「君が謝ることは何もない。悪いのは嫉妬に狂うブレモンダだ」
レーゼに横恋慕して呪いを掛けた聖職者の風上にも置けない司祭の名は、ブレモンダと言うようです。
「追われることにはもう慣れた。故郷に戻れなくても、君が傍にいれば、オレはそれでいい」
「ベイオウーフ……」
そろそろ出発の準備が出来たかも知れない、とレーゼをその場に残し、ラムザたちの様子を見に行くベイオウーフ。と、
「あ、貴方は……!! 離してッ!」
聞こえたレーゼの悲鳴。
ベイオウーフが急いで引き返すと、そこには既にレーゼの姿はなく、代わりに見覚えのある顔がありました。
「お前は……アーレス!」
「久しぶりだな、ベイオウーフ。どうやってレーゼの呪いを解いたか知らないが、ブレモンダ様に代わって礼を言うぜ」
「レーゼに何をした! 彼女をどこへやった!」
「レーゼを返して欲しければ、ライオネル城まで来るんだな」
ライオネルの新城主はこのブレモンダ司祭らしいです。
立ち去ろうとするアーレス。
その背中に、ベイオウーフは叫びます。
「待てッアーレス! 一体何があったんだ? お前だけは、オレとレーゼの味方だった! そのお前が何故こんなことをする?」
「あんた、何も分かってないな」
振り返るアーレス。
「その首に掛かった賞金がいくらか知ってるか? 思わずよだれが出そうな金額だ。それにブレモンダ様からの報酬を足すとどうなると思う? どんな金額になると思う? ……まあ、そういうわけだ」
再び背を向けるアーレス。
「あんたが来るまで、彼女の安全はオレが保証する。大事なエサだからな……あんたも十分用心しなよ。何しろ、あんたは歩くお宝だ」
テレポで消えるアーレス。
「レーゼ……」

+ + +

編成画面に切り替わります。
レーゼがいません。
ベイオウーフがゲストになっています。
「この隙に養殖を」とか思う私は外道ですか。(メンバーがゲストになっていると言うことはつまりユニットリストに余裕があると言うことで、余裕があれば沢山卵を産ませられて、沢山卵を産ませられれば欲しいモンスターゲットの確率が上がって、つまり、密猟の効率がほんのちょっとよくなるというわけです)(実際は、彼らは戦闘が終わると再度メンバーに加入するので、そんな暇はありませんでした)

ラムザたちと共にライオネル城へ向かうベイオウーフ。
城門が開いています。罠か、と訝っていると、城門の上にアーレスの姿が。
「向こうもそろそろ効いてくるな……」
謎の言葉を呟くアーレスと、戦闘開始。

お前とは戦いたくない。
誇り高い騎士だったお前はどこへ行ったんだ。
訴えるベイオウーフに、アーレスは笑います。
「残念だが、その男は死んだ!」
全く聞く耳を持たないアーレスに、とどめ。
がっくりと項垂れるベイオウーフに、虫の息のアーレスが言いました。
「気にするな……どうせ、あと一月の命だ。悔しいじゃないか。このアーレス様が、病魔に蝕まれて死ぬなんて……」
ベイオウーフの手で引導を渡してもらうために、人が変わったような芝居をしていたようです。
「レーゼと、仲良くな……」
事切れるアーレス。
その彼にしっかりと頷いて、ベイオウーフは城内へと進むのでした。

+ + +

ところでこの戦闘、ベイオウーフが戦闘不能になるとゲームオーバーなんですが。
昨今、算術トードややらしいレベル差でバトルを余裕で勝ち抜いてきたので、どうも緊張感が足りなかったらしい。
ベイオウーフの回復を忘れて、二回ゲームオーバーの憂き目を見ましたよ……あはは……

+ + +

ライオネル城内。
ブレモンダ司祭の元に、女忍者が駆け付けてきました。
「正門を突破されました! 城内の兵士たちが眠らされていて……」
先程アーレスの呟いていた言葉の謎が解けました。
ベイオウーフたちのために、城内の兵士に眠り薬でも盛っておいてくれたようです。
「敵軍には将軍クラスの兵が何人もいるようで、我々では歯が立ちません!」
バルフレアも将軍クラスなんだね(嬉しそう)
それはさておき、その場にいたブレモンダ司祭配下の兵士たち、見事に女性ばかり。
レーゼだけでは飽きたらないのか、好色司祭め。
「奴らがここへやってくるのも時間の問題……」
女忍者が言い募ったその時、ラムザたちがその場へ現れました。
「金でも宝石でも、一生遊んで暮らせるだけの褒美をやる!」
恐怖に戦いたブレモンダ司祭の悲鳴のような叫びに、女性兵士たち、顔を見合わせ、ラムザたちに対峙。
戦闘開始。

女性兵士たち、いい物を装備しています。
正宗。
カチューシャ。
バレッタ。
シャンタージュ。
ソルティレージュ。
あの、それ、殆ど密猟で取ったんですけど。
こんな所で盗めるんなら、あんなに苦労して密猟しなくてもよかったじゃないか……!って、この叫びは何回目ですか。

挫けず、しっかり盗みきって(いやもうソルティレージュなんかいらないだろ)(既に10個持ってます)、ブレモンダ司祭にとどめ。
と、
「お前さえいなければ……!」
ベイオウーフを睨み付け、ブレモンダ司祭、自らに竜の呪いを掛けました。
その姿が、黒竜に変わります。

ジャベリン(最強の槍)装備のラムザが510ダメージを二回。
乱れ撃ちバルフレアが300ダメージを三回。
とにかく斬り付けますブナンザ君が200ダメージを三回くらい?(覚えてない。)
まぁ、それくらいHPが多くて、ちょっと攻撃が痛かったな、くらいの感触で、ざくっと撃破。

「レーゼは……私のも……の……」
いまわの際のブレモンダ司祭の呻きに、
「レーゼは誰の物でもない!」
ベイオウーフは厳しい一喝を投げかけるのでした。

+ + +

ライオネル城の一室。
窓辺に佇むレーゼの耳に、男たちの話し声が聞こえてきました。
「……見当たりません」
「残ったのはここだけか……」
レーゼのいる部屋に近付いてくる、気配。後退るレーゼ。
と、部屋に入ってきたのはベイオウーフでした。
「貴方とまた会えるって、信じてた……」
「終わったんだ。もうオレたちを追ってくるものは何もない……」
抱き合う二人。
「戦いの借りは戦いで返す。これからも共に戦おう」
そう言うベイオウーフに、ラムザは答えます。
「困っている人を放ってはおけないですから」
なんだそのいい子ちゃんな答えは。
てかもしかして遠回しに「貸しだなんて思ってないから余計な気を遣うな=もうメンバーに加入するな」と言ってますかラムザ?(そんなことは言っていない)(イベント終了後、元通り仲間にしました)

+ + +

後は、北天騎士団崩れの悪漢を退治したり、クラウドを仲間にしてみたり。
クラウド、FFT発売当時頃にFF7が人気で、それでゲスト出演したキャラなんでしょうが、何て言うか本当にただ単に人気にあやかって出してみました、みたいな……何だレベル1って。
バルフレアにしろルッソにしろ、出すだけ出して、後のフォローは全くないしさー……何か正に客寄せパンダっていうか……

そういえば、クリアした後なんか勝手にセーブされたんですが、どこに何がセーブされたのかが分かりません。
クリアしたデータに★マークが付くとかもないし、勿論内容も最終セーブポイントのところから変わってないし、新しくデータが増えてるわけでもないし。
謎。

+ + +

あとは、ディープダンジョンなんかがまだ残ってるんですが。
それは気が向いた時にのんびりやろうと思います。
ストーリーはこんな感じかな。
あー、語りたいことは全部語っただろうか……いいや、思い出したらまた後で。

さぁ、次はFF12IZJSだ!
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