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どこまでも続くドロドロ。

さて、ランベリー城のバトルは終わりましたが、イベントはまだまだ続きます。

場所が変わってゼルテニア城内。
窓辺に佇むオヴェリアの耳に、騒がしい喧噪が聞こえてきました。
と、扉が開きます。忍び込んできたのは怪我をしたオーラン。
ゲーム中では分からなかったのですが、ブレイブストーリーの記述によると、オーランはオルランドゥ伯によるゴルターナ公暗殺(真犯人はディリータですが、そういう事実が捏造された模様)の共謀者として捕らえられていたそうで。義父の汚名を晴らすべく脱獄、オヴェリアの元へ参上したとのこと。

オーラン「ゴルターナ公を殺害したのは我が義父、オルランドゥではありません…謀反の疑いをかけられた義父はラムザ・ベオルブと共にベスラ要塞を脱出…今は、教皇の謀略を阻止するために戦っているはずです……」
オヴェリア「では、いったい誰がゴルターナ公を…?」
オーラン「それは……」

その時、部屋の扉が破られ、脱獄したオーランを探していた騎士たちが入ってきました。

「オヴェリア様、お怪我はございませんか!!」
「ここにいたぞッ!!」

と、その後から現れたディリータ。豪華なマントなんかを羽織って、随分と立派な出で立ちになっています。
ディリータが騎士たちを部屋から追い払うと、入れ替わりにバルマウフラがやってきました。

オヴェリア「お願い、オーランに乱暴なマネをしないで!」

オヴェリアとオーランの関係が謎なのですが、それなりに旧知の関係なのだろうか。
オヴェリアの懇願を無視し、オーランを見下ろすディリータ。

ディリータ「バカなことをしたな、オーラン」
オーラン「こ…、この裏切り者め…」
ディリータ「…いいじゃないか、おまえだってそれを願っていたはずだ。だいたい、周りを見渡してみろ。本気で悲しんでいるヤツなんて一人としていないんだぜ。それに、おまえの親父を死んだことにしてやったんだ。誰にも追われることなんかないんだ。感謝して欲しいぜ」

ゴルターナ公を手に掛けたのは誰なのかを悟って、オヴェリアが声を漏らします。

オヴェリア「どうして……、どうしてそんなことを……?」
ディリータ「言ったろ、おまえを本当の王にしてやるってね…」
オヴェリア「嘘よ! あなたは私を利用しようとしている……!」
ディリータ「オレの言うことを信用しないのか」
オヴェリア「………」
ディリータ「どうなんだ、オヴェリア」

わー、なんか力関係が逆転(と言うわけでもないですが)しててちょっとドキドキです……!

オヴェリア「信用したいわ……。でも……」

俯くオヴェリアにディリータは、オーランと話があるからお前は部屋に戻れ、と命じます。
その言葉に従って、階段を下り、扉を開けるオヴェリア。しかしオヴェリアは扉を潜ることはせず、そのまま扉を閉めて密かにその場に残りました。

オーラン「さあ、もういいぞ…。義父の汚名を晴らしたかっただけだ。ひと思いにやってくれ……」
ディリータ「何を言っている? 死んでもらっては困るんだよ。おまえはオレに仕えるんだ」

ディリータの言葉に笑い声を上げ、キッパリと拒否するオーラン。
しかしディリータは、お前はオレに逆らうことは出来ない、と首を振ります。

ディリータ「…オレは北天騎士団を倒す。倒して畏国を平定する。そしてオヴェリアの国を作るんだ。もちろん、教皇も倒す。オレは教皇の犬じゃないからな…」
オーラン「本気で言っているのか? おまえはいったい……?」
ディリータ「オレの正しさをおまえなら認識できるはずだ。オレのやろうとしていることは圧倒的に正しい。平民出の騎士見習いが騎士団を動かすようになり乱世を平定する…。わかりやすいじゃないか…。民が求めてる“英雄”なんて所詮、そんなものだ」
オーラン「そのために、おまえはすべてを利用する…?」
ディリータ「いけないのか?」

全てを利用する。
ディリータのその言葉に息を呑んで、オヴェリアは逃げるようにその場を立ち去りました。
同時に、ディリータに刃を向けるバルマウフラ。

ディリータ「お前が刺客だと言うことは分かっている」

バルマウフラに対峙するディリータ。
教皇のスパイとしてディリータを見張る役目を言い渡されていたバルマウフラには、教皇に対するディリータの裏切りが明確になった今、ディリータを殺す義務がありました。
しかし、

ディリータ「どうした、こないのか? かかってこいよ…。こないのなら、こっちからいくぞ…!」

何故かディリータを始末しようとしないバルマウフラ。
そして響く、女の悲鳴。

+ + +

うわー、ディリータの裏切りが発覚しました。
ドロドロです。
あの純愛シナリオはどこへ行った……!
いや、最後は純愛なんじゃないかと信じてる。
オヴェリアは誤解したままかも知れないけどディリータは本当にオヴェリアを大切に思ってたんだと信じてる……!(ED見て同じ事が言えるか楽しみだ。)

で、バルマウフラ。
後からブレイブストーリー見てにやりとした!
『いつしかディリータの行動や思想に惹かれている自分に気付き、剣を振るうことができなかった。』
これ!
まさかこんな形で三角関係が成立するとは思わなかった……!
や、冷静に見れば、あくまで思想に惹かれた、であってディリータに惹かれた、ではないかも知れないんですけどね。
いいんだ、三角関係にした方が(自分が)面白い。

ところで彼女、いまだにブレイブストーリーで年齢が見られるんですが。
死んでないのかな。
死んだ人って年齢表示されなくなりますよね。
もしかして、再登場する?
期待してる……!

+ + +

さて、神殿騎士ローファルと兄ダイスダーグの密談を耳にした聖騎士ザルバッグ。
薬師を連れ、父バルバネスの眠る墓を調べると、そこにはローファルの話どおり、毒殺の証拠となる毒キノコ・モスフングスが生えていました。

薬師「モスフングスってのは死体にしか生えないキノコなンですがね…、モスフングスの生えた死体が埋葬された墓ってのはたいそう縁起が悪ぃンですよ。そのキノコが生えた代で家が滅びちまうってぐらいでさぁ」

ベオルブ家、ED後には滅亡ですね。
さておき、長兄による実父謀殺の事実を知ったザルバッグは、父の墓前に呆然と立ち尽くすのでした…。

+ + +

というわけで。
ディリータの真意は如何に、とか。
ベオルブ家内部の陰謀とか。
ストーリーがドロドロしてきて、バルマウフラも気になるし、俄然面白くなってきた!
早く先が見たい!
とノリノリでいたら、一連のイベント終了後、次はここへ行こう的なイベントがなく、どこへ行けばいいのか途方に暮れました。
ダーリンに訴えたら、「マップでオレンジになってるとこないの?」とあっさり言われました。
ありました。
うん、グレイは街、緑はランダムバトル出来るところ、オレンジが次の目的地なんだね。
分かった。
次はイグーロス城へ帰るみたいです。

……って、あの、ここ、ランベリー。
南天騎士団領。
イヴァリースの東端。
イグーロスは北天騎士団領でイヴァリースの西端なんですけど。
遠っ!
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