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ドロドロで楽しいです。

ランベリーへ向かうこととなりまして、そこまでの道程がマップに追加されました。
ゼルテニアの東……南。
貿易都市ザーギドス。
ラムザが街を歩いていると、一人の女性が話し掛けてきました。

「ね、お花はいらない? たったの1ギルよ」

どうやら花売りのようです。
しかし彼女、あからさまにエアリスです。
(※エアリス:FF7の登場人物。彼女の扱いは衝撃的だった……バルフレアであれやられたら泣くね。うん、冗談抜きで泣く。)

ラムザ「え…、花かい?」

戸惑うラムザに、買ってくれるわよね、とあくまで強気な花売り。
選択肢ポップ。

1.ごめん、いらないや。
2.いいよ、もらおうか。

イベントを進めるために、2を選択。

花売り「え、ホント! 嬉しいわ」

ラムザに花を渡す花売り。(後で確認したところ、本当に1ギル減ってました)

花売り「…こんなところでしょう。花を買ってくれる人なんて少ないのよね。あ~あ、どこかに私をここから救ってくれる素敵な男の人はいないのかしら…」

突然愚痴をこぼし始める花売り。
ラムザが困っていると、

花売り「あら、ごめんなさい。あなたに言っても仕方ないわよね。お花を買ってくれてホントにありがとう。じゃあね」

我に返って、花売りは去っていきました。

+ + +

ゲルミナス山岳で山賊を蹴散らし、ポエスカス湖で亡霊を追い払って、ランベリー城へ。
と思ったら、イベント挿入。
成都イグーロス、ベオルブ邸。ラムザの実家です。
ラムザの長兄ダイスダーグを訪ねて、神殿騎士ローファルが訪れていました。
ローファルの目的は教皇の企みにベオルブ家の協力を得ることだったようですが、ダイスダーグはこれを拒否。ベオルブ家がその気になれば神殿騎士団など簡単に潰せるのだと、真っ向から対抗します。

ローファル「…ところで、ベスラで北天騎士団の陣地を襲った『毒』がなんであったか覚えていますか?」

突然話題が変わったのに、ダイスダーグは怪訝そうにしながらも答えます。

ダイスダーグ卿「…モスフングスの胞子から抽出した毒素だったと思うが…」
ローファル「そのとおり。この毒は大量に飲まない限り、命を失うことはありません」

しかし、微量といえども長期間に渡って服用を続けると中毒死することがある。
中毒死といっても風邪に似たような症状を起こすだけのため、本人の自覚症状は極めて薄く、気付いたときには手遅れになっている場合がほとんど。
モスフングスの毒の特徴を語って、ローファルはダイスダーグを意味ありげに見やります。

ローファル「確か、亡きお父上は風邪をこじらせてお亡くなりになったそうですな」
ダイスダーグ卿「何が言いたい…?」
ローファル「モスフングスの毒に侵された死体を埋葬すると、モスフングスそのものが生えてくるそうですね。ご存じでしたかな?」

無言のままのダイスダーグ。

ローファル「…つまらぬ話でしたな。そうそう、教皇猊下よりお預かりしたものがあります…」

ローファルが取り出しテーブルに置いたそれを、じっと見つめるダイスダーグ。

ローファル「ミュロンドに伝わる聖なるクリスタル、ゾディアックストーンです。信頼の証として、教皇猊下よりお預かり致しました。どうかお納めください」

その時、その会話を、わずかに開いた扉の陰で、ラムザの次兄ザルバッグが聞いていました。

+ + +

その頃、ランベリー城城門前。
人の気配のしない、荒れ果てた雰囲気の城門内を、ラムザが探索しています。

ラムザ「……嫌な雰囲気がする。この気配は……、そうだ、キュクレインやベリアスと対峙したときのあれだ……」

その時聞こえた、若い女性の声。
現れたのは、以前リオファネス城でエルムドア侯爵と共に現れた美女アサシン、セリアとレディでした。

セリア「待っていたわよ、坊や」
レディ「熱いベーゼで殺してあげるから逃げちゃイヤよ」

レディのこの台詞はどうなんですか。
もっとクールな人たちだと思ってた……!
てかみんな分かるの、ベーゼ?

ともあれ、戦闘開始。
難なく撃破。

セリア「妹を返して欲しいなら、勇気を出して中へ進みなさい!」

捨て台詞を残して姿を消すセリアとレディ。

+ + +

その頃城内では、エルムドア侯爵と神殿騎士ヴォルマルフが何やら語り合っていました。

エルムドア侯爵「…ベリアスもキュクレインも逝ってしまった。これで生き残っているのは我々だけ。あとは、“狭間”に囚われているアドラメレクぐらいか…」
ヴォルマルフ「アドラメレクのことなら心配するな。すぐに“こっち”へ喚ばれることになるだろう…」
エルムドア侯爵「相応しい“肉体”が見つかったのか?」
ヴォルマルフ「ああ。 聖石があの男を選んだのだ」

この辺の流れからすると、どうやらダイスダーグ卿に贈られた聖石はアドラメレク絡みの模様。

エルムドア侯爵「あとは、あの“究極の力”を持つ“血塗られた聖天使”を復活させるだけだ…そうすれば、聖石の力を借りなくとも…いや、相応しい“肉体”がなくとも自由に行き来できるようになる…」

何だか分かりませんが、ルカヴィたちにも色々制約があるようです。

エルムドア侯爵「“聖天使”に相応しい“肉体”を見つけたのか? …よもや、あの娘ではあるまいな?」
ヴォルマルフ「“聖天使”に相応しい“肉体”はひとつだけ…おそらくあの娘に間違いないだろう。あとは、“聖天使”の魂が漂う“死都への入口”を見つけるだけ」

死都と聞けばナブディスを思い出します。
さておき、“聖天使”とやらの媒体に、アルマが使われるようですね。
と、そこへセリアとレディが現れ、ラムザ到着を報告します。

エルムドア侯爵「待っていたぞ、ラムザめ。リオファネスでの借りを返させてもらおうか…」

何もあの時決着を付けてもよかったのに、そっちが勝手に帰ったんじゃないか。

ヴォルマルフ「あなどるなよ。ヤツは強い。あのベリアスでさえやられたのだ」
エルムドア侯爵「私のことは心配するな。ここは任せておくんだ。貴公は“死都への入口”を早く見つけるのだ」

そしてそれぞれの目的地へと向かう二人。

+ + +

ランベリー城城内までやって来たラムザの前に、エルムドア侯爵と美女アサシンが現れました。

ラムザ「アルマは…、僕の妹はどこだ! どこにいるッ!!」
エルムドア侯爵「知りたいか! 知りたいのならこの私を倒してからにするのだなッ!」

ベタな台詞と共に戦闘開始。
ステータス変化防止装備をしていなかったので、美女アサシンの一撃死攻撃がさくさく決まります。犠牲者はバルフレアだけでしたが。(何でだ……!)
エルムドア侯爵の吸血攻撃。
メッセージ表示。
『吸血鬼として生きるしか道なし!』。
え、あの、これ、戦闘終了後には元に戻るんだよね……?
吸血鬼、アクティブターンは回ってくるのですが、コマンド入力は出来ない模様。好き勝手に歩き回って吸血しまくります。
てか、吸血されたアーシェ、とりあえず目の前のエルムドア侯爵に噛み付いてましたがそれでいいんですか侯爵?(噛み付かれるとドレイン効果もあります。HP吸われます。)

吸血の回復手段がないので(聖水で回復するのですがアイテム使える人がいない)、吸血鬼アーシェは放置。吸血しかしないし、算術使われなければさほど脅威ではない。
その隙に、美女アサシンに攻撃。こちとらレベル90に迫ろうという勢いなので、レベル40に満たない彼女たちなど一撃です。
悲鳴を上げて倒れ伏す美女アサシン。と、その姿がアルテマデーモンに変わりました。
美女アサシン、正体は悪魔だったのです。美女に化けていただけだったのです……!
てか美女アサシンの姿はエルムドア侯爵の趣味ですか? 美女部下を引き連れてるのは上司の特権だと思っていたのですが、正に自分好みの部下だったわけだな。エルムドア侯爵の人間性にちょっと薄ら笑いを浮かべてしまったよ。

ともあれ撃破。
城の地下へと逃げていくエルムドア侯爵。
それを追うラムザ。(吸血状態は戦闘後ちゃんと治ってました。)

+ + +

地下への入り口で、PSP版限定バトル。
敵はあのアルガスです。ジークデン砦で死んだはずなのに、ラムザへの恨み辛みを糧に甦った模様。アンデッドですけど。
本当にしつこいやつだと思いつつ、戦闘開始。
例によってレベル40前後の敵など相手になりません。アルガス配下のアルテマデーモンをさくさくと排除。
別に大した物にはならないだろうけど宝箱化を待つか、とアルガスにダメージを与えない攻撃(狙撃とかギル取りとか)をしていたら。
可愛いことになった。
分かるかなぁ、ドンアク状態のニワトリ。隣にいるのはアグリアス。
暇に任せて脅しまくっていたら、Brave00でチキン化。(※おどす:話術士のアビリティ。Braveが下がる)
チキン状態って、単に臆病になって戦闘に参加しないだけかと思っていたのですが、まさか本当にチキン化するとは!

+ + +

アルガスを難なく撃破、エルムドア侯爵の待つ地下へ。
そこでラムザを迎えたのはエルムドア侯爵の嘲笑でした。

エルムドア侯爵「…ククク。ばかめ……。この城に貴様の妹などいるものか! ここにいるのは……、ほぅら、死霊ばかりさ……」

現れるアンデッドたち。
エルムドア侯爵がルカヴィに変身します。

死の天使ザルエラ『さあ、今度こそ、決着をつけよう…!』

と、そこに現れた人物がありました。
以前、城塞都市ベルベニアで戦った神殿騎士、メリアドール。
弟イズルードが死んだのはラムザの所為だと思い込んでいた彼女、復讐のため追ってきたのでしょうか。何故ここにいるのか、謎です。

メリアドール「どういうこと!? 侯爵がバケモノにッ!? これが…、これが聖石の力だというの?」
ラムザ「僕の言ったことが本当だってこと、これでわかったろう! きみの弟のイズルードはその事実に気付き、奴らと戦って死んだんだ!」

メリアドールの誤解も解けて、共に戦います。
……が、どうやら配下のアンデッドたちを相手にしても別に面白くなさそうだというわけで、ザルエラ集中攻撃。
1ターンで戦闘終了。

ザルエラ『ハシュマリムよ……すまぬ……。あとは頼んだぞ…』

誰だろうこれ。ヴォルマルフかな。
ザルエラが消えた後には、聖石が残されていました。

メリアドール「…この聖石にあんな秘密が隠されていたなんて…“神器”といってもちょっと変わったクリスタルぐらいにしか思っていなかったわ…」
ラムザ「…やっぱり、思ったとおりだ。教皇の謀略ですらヴォルマルフに利用されているんだ」

と、メリアドールが聖石をラムザに渡しました。

メリアドール「この聖石を預けるわ。その代わりに、私も一緒に行かせて。父がどうしてそうなったのか、知りたいのよ。それに…」
ラムザ「それに?」
メリアドール「それに、聖石『カプリコーン』をなぜ、贈ったのか…なぜ、ダイスダーグ卿に贈ったのか、疑問だわ」

ランベリーに入る前のイベントで、確かに神殿騎士ローファルがダイスダーグ卿に聖石を贈っていました。
その意図はもう、明らかではありますが。

ラムザ「兄さんに? 何故だ?」

え、何でそこでカマトトぶる?

+ + +

というわけでランベリー城のバトルを終え、充実した気持ちで攻略サイトを眺めていたら。(終わったところの確認をしたいお年頃。)
セリアやレディとの戦闘でアルテマをラーニング出来るという記述を発見。
え、ちょ、ま……!
そういえばそんな話を聞いたことがあるような気がした……!
今後、もうアルテマをラーニング出来る機会はなさそうです。

やり直しました。

戦闘自体は相手のレベルが低いから苦労はしませんのでね、えぇ。
再度、レディの薄ら寒い台詞を聞き、バルフレアに一撃死攻撃を食らって(装備変更し忘れた……)、えぇ、ちゃんとラーニングしましたよアルテマ!

ところで召喚士、全部覚えてもマスターにならないんですがこれもラーニングですかもしかして。
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