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お腹の中でぐるぐるしていたRWバルアシェイベント。

バルアシェスキーとしては、あって嬉しいイベントだったことは否めない。
しかし何故、素直に喜べないのか?

その辺を探るため、精一杯真面目に考察してみました。
自分がスッキリするためだけに!(殴)

+ + +

以下は、問題のバルアシェイベントの一部始終。

+ + +

ベイルージュデッキに一人佇むアーシェ。後ろからバルフレアが近付いてくる。
バルフレア「いいのか? 女王様がこんな吹きっさらしの場所にいて」
アーシェ「少し外の風に当たりたかっただけ。……すぐ戻ります」
バルフレア「そりゃ結構」
アーシェ「先日――」
バルフレア「ん?」
アーシェ「先日、ロザリアの……アルシドの元を訪れました」
バルフレア「友好国への表敬訪問か。女王様はお忙しい……」
バルフレア、少し顔を背ける。
アーシェ「首都琥珀の谷の夕日は美しかった」
バルフレア「シュトラールで飛ぶ夕空よりもか?」
アーシェ「……あの時はゆっくり景色を見る余裕がなかったから」
バルフレア「いずれゆっくりご覧に入れたいもんだ」
アーシェ「――あなたが本気でそう思っているのなら」
アーシェ、振り返る。ほんの刹那、バルフレアと視線を交わして、立ち去る。その後ろ姿を見ながら、バルフレア、肩を竦める。

+ + +

まず、この会話がどのような状況下で為されたのか、を考えていきたいと思います。

1)バル←アシェな場合
本編EDから推察して、アーシェはバルフレアに好意を持っているが、バルフレアはそうでもない場合。
アーシェがアルシドの話題を出したのは、気にして欲しいという気持ちの表れでしょうか。対して、バルフレアの返答は社交辞令、あるいは単にアルシドへの対抗心、と言うことになります。
アーシェがそれに気付いているのなら、「あなたが本気でそう思っているのなら」是非連れて行ってもらいたいけれど、あなたはそんなことは思っていないのでしょう?という感じで、バルフレアのことを詰っている、ように、取れます。
気付いていないとしたら、嬉しい気持ちを押し隠しつつ、本気で言っているわけがない、と自分を戒めているように取れる、かな。
最後にバルフレアが肩を竦める仕草ですが、これは、応えるつもりのない感情を寄せられていることに対し、「参ったねぇ」とでも思ったか、あるいはアーシェの態度を「相変わらずキツイねぇ」とでも思ったか。

2)バル→アシェな場合
本編バーフォンハイムでの反応などから推察して、バルフレアがアーシェに対して満更でもない場合。
本編EDからアーシェもバルフレアに対して好意的な感情を持っていたはずで、特に問題はないと思われるのですが、最後にアーシェは素っ気なく立ち去ってしまいます。
このことから、アーシェはこの一年で気持ちに区切りをつけてしまった、と考えられます。
アルシドの話題を出したのは、「あの時(本編ED時)はあんなことを言ったけれど、もうあなたのことは何とも思ってないの」的な、牽制というか、意思表示で。
対して、バルフレアの嫉妬めいた反応や誘いは本心からのもの、となりますが、時既に遅し、みたいな。
この場合、肩を竦める仕草は、「つれないねぇ」「女ってヤツは分からんね」的な気持ちから、ということになるでしょうか。

3)バルアシェ間に全く恋愛感情がない場合
本編の伏線からして、これはないと思います。
もし仮にそうだったとしたら、お互い社交辞令の会話だったわけで、バルアシェ的解釈は不要。
ていうかこのイベント自体不要。

4)バルアシェが両想いな場合
だったらこのイベントはこんな終わり方はしない、と思うのですが。
無理矢理そうなんだということにして、考えてみます。
アルシドの話題を出したのは、1)より、嫉妬して欲しいという気持ちからで。
バルフレアの対応も、2)より、本心からのもの、となります。
アーシェが先に立ち去ってしまうのは、1)の気付いていない場合、に近いのかなぁ……照れ?
立ち去り際に笑顔だったとしたら、「その時を待っています」的好意的な解釈も出来るのですが。ドット絵では如何ともしがたい……
あ、そうだ、アーシェはバルフレアの気持ちを知らないんだ。1)の気付いていない場合、の反応で構わないと思われます。
であれば、恐らく平静を装って素っ気なく立ち去ったでしょうから、バルフレアの仕草の解釈も、2)のそれで構わないと思われ。

+ + +

さて、この中で可能性の高い物はどれでしょう。
3)は、そこに書いた理由から、有り得ないと思います。却下。
次に、アーシェが一人でいるところにバルフレアがわざわざ出向いている、という点に注目。
本編であのEDなわけです。迂闊に近寄れば、面倒な状況になることも考えられるわけです。それでもあえて話しかけていることから、バルフレア側に何の感情もない、というのは考えにくいと思うのです。
あるいはバルフレア側には何の感情もなく、アーシェに気持ちの区切りをつけさせるため(振るため)に話しかけた、という解釈も可能ですが、だとしたらシュトラールへ誘うのは期待感を抱かせてしまうことになり、不自然です。
これらの理由から、1)も却下。
すると、少なくともバルフレアがアーシェに対して満更でもない、2)と4)が残るのですが。

ここで気になるのが、RW中に漂うバルフラの気配。
顕著なのは、例の星がどうたらのイベントです。
相棒としての絆の強さを表現した、との解釈も可能かも知れませんが、あれは明らかにそんな雰囲気ではありませんでした。
あれはバル←フラなのだ、という考え方もありますが。

……

バルフレアの本命は、一体どっちなのでしょう?

+ + +

考察の結果、「バルフレアは二股を掛けている」という非常に微妙な結論が出ました。

ところで、もしバルフレアがこのような人間性の持ち主なのであれば、1)について、アーシェの感情を弄ぶために話しかけ、期待感を抱かせた、と言う解釈も成り立ってしまうわけです。
結局の所、どういう状況下での会話なのか特定は出来ませんが、どの状況だったにしろ「バルフレアの人間性に疑いを持たざるを得ない」ことは確かなようです。
私がこのバルアシェイベントに対し何とも言えないもやもや感を感じたのは、これが理由だったと思われます。

素直じゃなくてもいい。面倒くさがりでもいい。
でも、二股はダメだろう……!

+ + +

んー、バルアシェイベント、一体どういう意図で入れられたのでしょうね。
本編のEDがアレなんで、フォローしようとしたのでしょうか。だとしたら、あまりにもお粗末……

本編の設定を重視してバルアシェで行くのであれば、このバルフライベントは不要だった。
逆に、RWでバルフラを推すつもりだったのなら、バルアシェのイベントが不要だった。もしくは、このようなバルフレア側が積極的なイベントにするべきではなかった。
と、私は思います。

そんなわけで。
原作重視派の私としては非常に心苦しいのですが。
バルアシェ的に色々不都合な点が多いので、RWは見なかったことにして、前バレンディア歴706年に帰ろうと思います。
帰らせて下さい……!(脱兎)

+ + +

ひとりよがりなイタイ考察に長々とお付き合い下さいまして、どうもありがとうございました。
ご意見、ツッコミ等、お待ちしております。
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