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※ほんのちょっと、エグいかもしれない描写があります※


漫画を読んでたんです。

冒頭のシーンで、50くらいの男が冬の雪山で何かを探してるんですね。
と言っても雪を掘ったりしてるわけではなくて、遺跡か洞窟の中かで、岩壁を、手に持った道具で削ってる、という探し方。読者には、「楽譜」を探してるんだな、と分かるのですが。そんなところに埋まってるんですか。

ところがそこで事故が起こります。男のいる遺跡が崩れたのか、外で雪崩が起こったのか、詳細は不明。事故に巻き込まれた男は、しかし救出され、どこかの研究所のような場所へと運ばれました。

男は、事故で視力と精神が極端に弱った状態でした。自分を囲む、複数の医者らしい人物達をぼんやりと感じ取りはするものの、しかしなされるがまま。
医者(研究員か?)達は男の手を注視します。男は音楽家か何かの指先を使う繊細な仕事をしていて、その筋では著名な人物。
ところが、その手は凍傷で最早使い物にならず、寒さのせいでか絶え間なく小刻みに震えています。そればかりでなく、複数の指で、まるで指の腹を抉ったように指先が欠けている状態。
それは明らかに人為的な処置によるもので、それを見た医者らしい人物が、「こんな整形技術が許されるのか」と呻きました。
そして、医者達は男の指の切断を選択。男の職業を知っている一部からは戸惑う声も聞かれましたが、今の男の手ではどうしようもない、と納得させられた模様。

その横でか、別の場所でか。
頭から毛布を被った少年が、研究員達相手に暴れていました。
少年は15歳くらい。少女のように長い金髪。瞳が、緑色なのですが、ほのかに光っているように見えます。

どうやらこの少年は事故に遭った男の息子で、しかも何か特別な能力を持っているようなのですね。そのため、研究所で暮らしているようです。あるいは捕らえられたか。
少年の能力を隠すためにか守るためにか、「楽譜」が必要で、研究所もそれを狙っているのですね。
男は「楽譜」を探しに行って事故に遭い、結局、少年のいる研究所に収容されてしまったようです。
「楽譜」が見つかったのかどうか、またその在処は、不明。

多勢に無勢、少年は取り押さえられ、それでも叫びます。
「父さんは何も知らないって言ってるんだ!」


+ + +

ここまで読んだところで、目が覚めました。
はい。夢です。これ。
何かやたら詳しいんですけど、こんな漫画か何か、本当にあったりします? 昔うっかり読んだとか。
ていうか続きが気になるよ……! 何でこんな所で目を覚ましたんだ私!

ブログのタイトルは、この漫画のタイトル。夢とはいえセンスないな(笑)
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