読書感想文（ラノベ編） *2010/11/08 (Mon) 13:49 - 色々感想 -

頂いたご本感想文ラノベ編。
えーと、平坂読著、ラノベ部。の感想です。
そのまんまですね。

別の長編マダー、と言われてたのですけど、読むって言ったんですけど、すみません、今日明日にはProjectDIVA2ndが届くので、ちょっと日和った……^^;

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カバー絵がですね。
もう如何にもな萌え絵で、えぇ、正直ちょっと敬遠してしまっていたのですけども。
これ面白いです。

ラノベ好きって読書好きとは何か違うような気がしてちょっと人には言いにくい、引け目感じる、なんて人に読んで欲しい感じ。
読んだからって、別に正々堂々と読めるようにはならないと思うけど。

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序盤はライトノベル論といいますか、小説の文法的な話とか、あとアニメゲーム好きならみんなが知ってる単語や設定にあえて突っ込んでみたりとか、そういうのが面白かった。
小説の読み方としては、私は龍ちゃんや暦的な読み方をするな、と思ったり。
お気に入りは語尾についての話。オチも綺麗だった。
ていうかゴルベーザが出てきた時点でお？と思ったんだけど、ヴェイン・ソリドールにやられた。その後のセフィロスなんかもうどうでもいいくらいに。ここがアーシェ・バナルガン・ダルマスカだったら快哉を叫んでしまった気がするけど、でもやはり偉人というのは故人の方がなりやすいよね。アーシェも将来的にはヴェイン以上の名声を轟かせるのだろうと信じてる。

二巻、龍之介→美咲な事実が明らかになって、俄然やる気出ました。（何の）
そこまでも十分面白いし、何よりその事実が明らかになる前に主人公文香→龍之介のフラグも立ってるんですけども、こっちの幼馴染みカップル（違）の方が全然興味深い！　二つ名の話の、美咲のとっておきには萌えた。
二巻の最後で以下ネタバレにつき割愛。
後書きで一年後にご期待下さいみたいな作者コメントがあって期待感益々アップ。

三巻、こ、これは新展開……？　これはこれでいいような気もするんだけどどうなる龍之介！　てかそういうことがさらっと出来ちゃうって、普通にやらしいもといいい男のような気がします。

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というわけで、口絵で「あ、眼鏡キャラ、私この人にはまるしかないのかな」と半ば諦め気味に本文に進んだわけですが（何を諦めたのかというと前述のようにすごい絵だから）、はい、普通に龍ちゃんで楽しめました。ありがとう龍ちゃん。
文香の妹すごいキャラなんですが、作中でって地の文で、突っ込んでもいいんじゃないかと思うんだけど全く突っ込む気配がないのが逆に清々しい。ちょっとウザイキャラだなと思ってましたけど二巻最後でちょっと可愛いかも、に変わった。
堂島くんがラノベ部に入るのを決める話、後書きで作者が「堂島君を嫌わないであげて下さい」って書いてるけど、や、むしろこのお話で好感度アップだと思う。

ところで作中でリレー小説をやってますが、面白いですねリレー小説。
実際ここまで互いが互いの空気を読まずに自分の好きなように展開させる例ってのはあまりないんじゃないかと思うんですが、それでもある程度何となくまとまってしまうのがすごい。プリンにテレポートで笑ってしまった……過去の話題をここでこう持ってくるかっていう……そしてプリンネタ、まだ続いてたのかっていう……（悶絶）

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あの表紙絵で意外にもと言うと失礼かもしれませんがものすごく面白いです面白さに萌えが加わると感想も手のひら返したように長くなります。正直もっと書ける気がするんですが書いてるうちに読んだ内容を忘れてしまいます痛恨です。
上でもちょっと触れましたけど有名なラノベとかゲームとかアニメとかのネタが盛り込まれてて、知ってると楽しさ倍増。思わず食い付いてしまう。ヴェイン以外にも言及したいネタがあった気がしたんだけど鳥頭なので……うぅ。

で、さあ続きを読もう！と思うわけですが。
今さっきProjectDIVA2nd届いてしまった！
ラノベ部の続きも気になるんだけど（今三巻序盤）、ゲームもやりたいどうしたら！！