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#131の週刊VOCALOIDランキングは豊作でした。
下記三曲目下ヘビロテ中。
ところで#132で昔のルカ曲がここにきて急浮上してるのは一体どういう訳?


三曲全部割とノリがよい目の曲ですが、それでBGMとして邪魔にならないというのは素晴らしい。
この曲に限っては自主規制音が惜しいけど、仕方ないな。うん、仕方ない。


ルカver.がそもそものオリジナルらしい。
でも、ルカでやるならそれこそ-3とか-6とか、キー下げした方がよさげな。
リンレンはある意味高音が売りだからこれはこれでいいというかこっちの方がいいんですけど、ルカはもうちょっと人間らしいキーの方が合ってると思う。
甲高い高音ではなく声の豊かさを楽しみたい。


ぐるぐるまわ~るぅ、が正に頭の中を回って離れないんだぜ。
しかし三曲ともすごい好きな曲調だけど、歌うとなると半端なく難しい……。
好きな歌は口ずさみたい人間です。

+ + +

えと、続きは以下の曲について。
まぁ、批判、だ。


+ + +

これは、#132週刊ボカロランキングで3位という高いところにランクインしていた曲で。
当方心の荒んでいる大人ですので爽やか青春ソング(そういう印象だった)にはあまり食指が動かないんですけども、「本家で最後まで聞くべき」みたいなコメントがあったので、衝撃のラストがあるのかな、と思って聞きに行ってみたのです。
ご視聴されたらお分かりかと思いますが、まぁ、以下のような内容です。

---
両親に虐待を受けている少女。
幼い頃少年と交わした「大人になったら助けに来るから」という約束に縋り、ある日家を出て約束の場所を訪れるが、そこに少年はいなかった。
少女は幻想の幸せに見切りを付け、思えば現実もそう悪い物じゃない、と新たな一歩を踏み出す。
しかし少女が家に戻ると、殴られる父親と悲鳴を上げる母親の姿が。約束の少年は、笑いながら少女の手を取った。
---

つまり、虐待され続けて家出した少女、一緒に逃げようとした待ち合わせの相手と擦れ違ってしまったんですが、その相手はどこにいたかというと、少女の家で少女の両親に復讐の意味で暴力を振るっていたと。
えぇと。
皆様、この内容に、どういう感想を持たれるでしょうか。
私、ものすごく怖かったんですけど。

何が怖いって、この内容で3位にランクインしていること、つまり大勢の支持を得ていること。
親の支配から暴力でもって逃れるこの内容が、そんなに感動的だろうか?
多分中高生の若い世代の支持者が多いのだと思いますけど、そしてこれを愛の逃避行とか守られた約束とかの綺麗なイメージで受け止めてるのかも知れませんけど、普通に考えて、これ、不法侵入に傷害罪ですよね。
勿論親の虐待だって歴とした犯罪ですけど、それに暴力で返しちゃ……。

+ + +

というわけで、私には受け入れられない内容だったんですが、でもこれだけの支持を得ているならもしかしたらもっと深い意味があるのかも知れない。
と思って、正解を知るべく、作者さんのブログを見てきました。
が、視聴者による色々な解釈が出ていることについて、作者さんは「思いもよらなかった」とのことなので、歌詞通り、上記内容通りのそのまんまの内容なんだと思います。
以下作者さんのブログから抜粋。

---
「最後の歌詞はなぜ入れたんだ」という意見を貰いましたが、
確かに、最後の歌詞(ドアを開けた時~から先)を入れなくても、
「裏切られちゃったね、悲しいね、でも生きていかなきゃね」という感じで、
バッドエンドだけれど、それはそれで美しく終わったかも知れません。
(中略)
バッドエンドのまま終わらせたくなかった、というのが一番の理由です。
---

私は最後の歌詞入れずに美しく終わらせればよかったのに派です。
作者さんはバッドエンドと言っていますが、少女の人生的にはハッピーエンドの方向だったのではないかと。
裏切られたけどでも成長できたよね、でよかったじゃない……。

---
あと、この「あなた」のような、
そういう男に自分はなりたい、という願望も多少はあるかもです。
こういうカッコイイ奴になりたいな、という。。。
---

これが怖い。
あの行為を「カッコイイ」と言って欲しくない。
困っている女の子を助ける男、それは確かにカッコイイ。
でもこの曲の少年の行為は、作者さんの脳内シナリオによれば、衝動的なものとしか思えない。
キレて暴力って、それは、カッコワルイ。
計画的だとしても、それはそれでどうかと思うけど。

+ + +

前述しましたが、視聴者による色々な解釈があるようです。
多分、私みたいにこの内容を受け入れられなかった層が、何とかして収まりのいい後味の悪くない結論を得ようとしたんじゃないかな、と思います。
そんな解釈、実在して欲しい。
私の単純な解釈通りなのだとしたら、この結末をカッコイイと、感動的だと、本気で思っている子たちが大勢いるわけで、そのことが本当に怖い。

この記事、言葉足らずな自覚は十分あるんですが、でも上手く言えませんごめんなさい。
だったら書くなという話ですが、なんかこうあまりに気持ち悪かったので吐き出したかったんだ。
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